OsiriXを中心とする画像ネットワーク (PACS)

OsiriXは、「より速く・より美しく・より簡単に・より手軽に」のコンセプトの元、Mac専用に開発されたオープンソースのDICOMビューワー/PACSです。

医療機器から出力されるDICOM規格に準拠した画像に対して、2次元画像の画像処理はもちろん、MIP法やMPR法を用いて構築した3次元画像の処理、VTKを用いたボリュームレンダリングやサーフェイスレンダリング、仮想内視鏡など、ワークステーションの機能も備えます。

最新の医用画像ワークステーションを誰でも、今すぐに体験することができます。

最新体験版OsiriXのダウンロードはこちら

 

OsiriXの販売・保守とは?

弊社では、日本国内のOsiriX公式サポーターである有限会社ニュートン・グラフィックスと協業のもと、香川県を拠点とし、四国のお客様にOsiriXシリーズの販売・保守を行います。

オープンソースソフトウェアの販売と聞くと馴染みがないかもしれません。
オープンソースであるが故の運用リスク(トラブルが起こっても聞ける人がいない、繁忙期にトラブルが起こると対応できない、カスタマイズを委託出来ない等)を解消するため、システム構築時のコンサルティングをはじめ、モダリティとの接続や、実運用に関するトラブル対応を行います。
また、個別の改良も手掛けますので、弊社にお任せいただければ、標準でサポートされていない機能の実装も手掛けます。たとえば…

●電子カルテ連携
●医事コンピュータから患者属性情報の取得
●他社PACSからのDICOMデータ移行
●非DICOMモダリティとの接続
●モダリティへのDICOM MWM連携
●Windows版DICOM簡易ビューアを付属したCD作成機能 etc…

などを追加・実装します。

また、基本設計として有限会社ニュートン・グラフィックスの遠隔保守を組み込み、インターネットVPNによるオンラインでの迅速な保守を行います。

新しいバージョンへアップデートはもちろん、新しいモダリティ追加時の接続設定などOsiriXに関するすべてのお悩みを解決します。
料金等は、お気軽にお問い合わせください。

大容量のDICOMサーバー

CTやMRIなどのスライス数の多い画像や、マルチフレームの動画など大容量データを扱う場合、どうしても多量のハードディスク容量を必要とします。
大手ベンダーのPACSで、容量を増やす際に非常に高価なハードディスクが必要になった、という経験はありませんでしょうか。

弊社では、オープンソース支援の取り組みとして『dcm4chee』をコアに用いた、低価格DICOMサーバーを使用します。
ただし、ハードウェア部分は「コールドスタンバイによる2重システム」「RAID1以上を2台用意した2重のバックアップ」「有限会社ニュートン・グラフィックスの遠隔保守」という3本柱で、“もしも”の場合でも確実に対応できる、堅牢なシステムを構築します。
内容も1TBから数十TBまで、お客様のご要望に合わせた個別の運用・保守プランをご提案します。

 

 

システム全体図

NewtonのDICOMサーバーを中心として、院内のワークフロー全体をご提案いたします。
各システムとの連携、ネットワークの設計、また医療機器の選定もお手伝いいたします。

Newton版OsiriX (機能強化)

 

Newton版OsiriXの紹介

本家のOsiriXも非常にすぐれたビューワーではありますが、その機能を更に補い、日本国内向けにカスタマイズされたNewton版OsiriXの機能を紹介します。

 

PDIに日本語版Windows DICOMビューワーを選択可能

 

可搬媒体(CD)にDICOMデータを焼きこむ場合、本家OsiriXでは、OHIFのビューワーが採用されていますが、
Newton版には、さらに株式会社Arrayと開発した日本語版ビューワーを選択できます。
より容易にPDI(Portable Data for Imaging)が利用できます。

 

心胸郭比(CTR)計測プラグイン

本家のOsiriXにはない、心胸郭比を計測する機能や、獣医さん向けにVHS H Penhipを付加しています。

 

 

JPEG・PDFのOsiriXへの取り込み

OsiriXにも同様の機能はありますが、検査に対する追加資料ではなく、JPEGやPDFの写真・資料を新規検査として取り込むためのツールを提供します。

 

 

その他

タイリング表示プラグイン・Newton版白黒反転プラグイン・メタデータ強制書き換え機能 等々、多数のお客様の声を元に機能追加しております。
実際に使用いただいている先生方の「こんなことが出来たらいいな」の声をもとに、Newton版OsiriXは日々進化しています。

 

Newton版OsiriX (各種連携)

 

Newton版OsiriXで実現するシステム連携

Newton版OsiriXの特徴は、本家OsiriXをベースにネットワークでの各種システムとの連携機能を強化した点にあります。より便利に、スムーズなOsiriXでの診療ワークフローを実現します。

 

ID連携について

Newton版OsiriXでは、各種システムとのID連携をサポートします。
Windows/Mac問わず、電子カルテ・ファイリングソフト・FileMakerなど各種ソフトウェアとの連携が出来ます。

 

(連携方法としては、相手方のシステムに合わせ、URLによる連携、EXE実行ファイルによる引数受け渡し、TXT/CSVファイルによる連携など各種ツールを用意しております。)

 

患者属性情報連携について

電子カルテ・レセプトコンピューター等の受付時の患者情報をもとに、PACS内の患者情報を統一します。
モダリティごとに異なるルールで運用される患者情報が統一され、見やすく、検索しやすくなります。

 

 

DICOM MWM連携について

患者IDをもとに、DICOMサーバーの患者情報をモダリティへ送信します。
入力するのはIDのみ。検査のたびに患者情報を入力する手間を省きます。

※ DICOM MWMの連携は、患者属性情報連携をしていることが前提となります。

 

弊社お客様での連携の実績

OsiriXを導入させていただいたお客様で、他社システムと連携を行った事例のご紹介です。

BML – Medical Station (K医院様 香川県)

 

東芝メディカルシステムズ – TOSMEC Aventy (M病院様 香川県)

SJI – WINE STYLE (Oクリニック様・Tクリニック様 香川県)

 

Medical In – RS_Base (Hクリニック様 愛媛県)

ANNYYS – ANNYYS佐賀 (Hクリニック様 愛媛県)

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